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施工マニュアル

キットのご紹介 / プロジェクトシート

Stp.1 開口部の確認

 施工個数に応じた開口を確認します。

 開口寸法は使用ガラスブロック次の計算式を目安に確保してください。
計算式 : 横開口寸法 = (使用するガラスブロックのサイズ+3mm)×横に並べるガラスブロックの数+6mm
縦開口寸法 = (使用するガラスブロックのサイズ+3mm)×縦に積むガラスブロックの数+9mm

例 : 197mm角のガラスブロックを、横に7個・縦に4個、合計28個使用する場合
 横開口寸法
 197mm+3mm=200mm
 200mm×7個=1400mm
 1400mm+6mm=1406mm
 縦開口寸法
 197mm+3mm=200mm
 200mm×4個=800mm
 800mm+9mm=809mm

 開口寸法はこちらプロジェクトシートで簡単に計算できます。(JavaScriptが使用できるブラウザでご利用ください)

 寸法が合わない場合には巾木を固定するなどして調節してください。
  施工誤差を考え、若干大き目の開口でもかまいません。

注意 :
巾木はガラスブロックを支持するのに十分な固定をしてください。
 固定が不十分だと非常に危険です。
外装に使用する場合、防水にも留意してください。


Stp.2 P-Cの固定

corner  各支持辺の長さにあわせてP-Cを切断します。
  施工誤差を考え、見栄えのいい程度に若干短めに切ってもかまいません。

 P-Cの切断の仕方は2通りです。

  • 直角に切る (右図上)
  • 45度に切る (右図下)

 一辺を除く支持辺にP-Cを木ネジなどでしっかりと固定します。(図2-1)
Step2-1

 除く辺の基準は以下の通りです。

  • 4辺で支持する場合
     長辺の内の一辺(長辺が水平方向の場合は上辺、長辺が鉛直方向の場合は左右どちらか一辺)
    Step2-2   ここで除いた辺に垂直な方向に構造スペーサーが入ります
  • 3辺で支持する場合
     除く必要はありません。3辺ともP-Cを固定してください。
      支持されていない辺と平行な方向に構造スペーサーが入ります
  •  残りの一辺にはP-Cを縦方向にカッターナイフなどで2等分し、一方(切断後L字型が2つできる内の一つ)を木ねじなどでしっかりと固定します。(図2-2)
      3辺で支持する場合はこの作業は不要です。


Stp.3a 左右支持の場合

 構造スペーサーが水平方向に入る場合は左右の枠で力を受けます。(左右のP-Cは両方ともコの字型のはずです)

Step3-1  この場合、水平方向にガラスブロックを一段ずつ積み上げていきます。

 端から水平方向にスペーサー(構造スペーサーではありません)を挟みながらガラスブロック並べていきます。(図3-1)
Step3-2  スペーサーが入りにくい時には木(ゴム)槌で軽く叩いてはめ込んでいきます。(図3-2)
  両端に挟む必要はありません。したがって、一段に必要なスペーサーは横に並べるガラスブロックの数より一つ少ない数です。

 一段並べ終われば構造スペーサーをその上に乗せます。(図3-3)
Step3-3  この際、左右のP-Cのコの字型に構造スペーサーがひっかかるように置かなければなりません。
 また、構造スペーサーの長さが足りなくなった場合には、ガラスブロックの中心に近い場所に切れ目がくるようにしなければなりません。
  中心に近いところに切れ目がくるように並べれば、特に2本を接着する必要はありません。

Step3-4  2段目以降も同様に、「スペーサーを挟みながらガラスブロックを並べる → 構造スペーサーを置く」の手順で積み上げていきます。

 最上段も端からスペーサーを挟みながら最後の1個を残してガラスブロックを並べて下さい。
  上辺のP-CはL字型になっているはずですのでL字型の反対側(枠が見えない方)から並べていった方がやりやすいはずです。
  上辺が支持されていない場合には最上段までと同様に挟みながらならべるだけでOKです。

 最後の1個をP-Cのコの字型の中に入れ、端まで押し込みます。
 最後のスペーサーをスペーサーの溝にガラスブロック側面の帯状に盛り上がった突起がはまるまで押し込んでいきます。(図3-4)
Step3-5   上辺が支持されていない場合には最上段までと同様に挟みながら並べるだけでOKです。

 ステップ2で切断したP-Cの残りの一方を最上辺に差し込みます。(図3-5)
  上辺が支持されていない場合、この作業は不要です。


Stp.3b 上下支持の場合

 構造スペーサーが鉛直方向に入る場合は上下の枠で力を受けます。(上下のP-Cは両方ともコの字型のはずです)
 手順はステップ3aと同様ですのでステップ3aの図も参考にして下さい。

 この場合、鉛直方向にガラスブロックを一列ずつ積み上げて並べていきます。

 スペーサー(構造スペーサーではありません)を挟みながらP-Cがコの字型になっている方の端の一列を積み上げます。
 スペーサーが入りにくい時には木(ゴム)槌で軽く叩いてはめ込んでいきます。
  上下端に挟む必要はありません。したがって、一列に必要なスペーサーは縦に積み上げるガラスブロックの数より一つ少ない数です。

 一列積み終われば構造スペーサーをその横に立て、2列目下から一段目にガラスブロックを置き、しっかりと挟み仮固定します。
 この際、上下のP-Cのコの字型に構造スペーサーがひっかかるように置かなければなりません。
 また、構造スペーサーの長さが足りなくなった場合には、ガラスブロックの中心に近い場所に切れ目がくるようにしなければなりません。
  中心に近いところに切れ目がくるようにすれば下側のP-Cの上に次のP-Cを乗せるような状態で大丈夫です。特に2本を接着する必要はありません。

 2列目以降も同様に、「スペーサーを挟みながらガラスブロックを積む → 構造スペーサーを立てる」の手順で積み上げていきます。

 最後の列も下からスペーサーを挟みながら最後の1個を残してガラスブロックを積み上げて下さい。
  最後の列の辺のP-CはL字型になっているはずですのでL字型の反対側(枠が見えない方)から積み上げていった方がやりやすいはずです。
  最後の辺が支持されていない場合には最終列までと同様に挟みながら積み上げるだけでOKです。

 最後の1個をP-Cのコの字型の中に入れ、端まで押し込みます。
 ステップ3aの場合と異なり、上に押し込む形になります。開口の裏面に添え板を仮固定しておくなどして失敗した時ガラスブロックが落下しないように注意してください。
 ヘラなどを使って押し込んでいけば最後のスペーサーを装着する際にも作業が楽になるでしょう。
 最後のスペーサーをスペーサーの溝にガラスブロック側面の帯状に盛り上がった突起がはまるまで押し込んでいきます。
  上辺が支持されていない場合には最上段までと同様に挟みながら並べるだけでOKです。

 ステップ2で切断したP-Cの残りの一方を最右(左)辺に差し込みます。
  最後の辺が支持されていない場合、この作業は不要です。


Stp.4 シーリング

 組上げが終われば続いてシール仕上げに入ります。

 シールには付属のシーリング材を使用します。
 シーリング材は15-17分で皮膜を作りますので一回の打ち込みは17分以内に仕上げ作業が終わる程度にとどめ、数セットに分割して行います。
Step4-1   打ち込みと仕上げが1セットの作業内容です。1セットの作業は円滑に行う必要がありますので十分に作業内容を理解した上ではじめてください。一度ダンボールなどを相手に練習してみることをオススメします。
 シーリングは横目地(水平方向の目地)から先に行います。

打ち込み
 シーリング材をコーキングガンに装着し、慎重に目地に打ち込んでいきます。
 この際、少し盛り上がる程度に打ち込んでいくのがコツです。(図4-1)

仕上げ
 付属のフィニッシング・ツール(スプーン型のヘラ)の先を使って余分なシーリング材をカキ取るように仕上げていきます。(図4-2、4-3)
Step4-2 Step4-3  フィニッシング・ツールに付着したシーリング材は定期的にふき取りながら作業を進めてください。
 ガラスブロックのエッジに付着したシーリング材はフィニッシング・ツールの横側を使ってカキ取ってください。
 フィニッシング・ツールの背面は使わないようにして下さい。汚れを広げてしまうだけの恐れがあります。

 横目地に続いて縦目地にとりかかってください。
 特に縦横の目地が交差している部分は慎重に作業を行ってください。
 縦横の目地の仕上げが終われば続いて裏面の打ち込みにとりかかって下さい。

 目地が仕上がれば、P-Cとガラスブロックの間にもシーリング材を打ち込んでください。
 打ち込みが終わればフィニッシング・ツールで仕上げてください。
 半分に切ったP-Cを最後に差し込んだ部分は打ち込みの邪魔にならないようにテープなどで仮止めをして形を整えてから打ち込んでください。仮止めは完成まで取らないほうがよいでしょう。
 余分なシーリング材をフィニッシング・ツールで取り除けば完了です。

 外装など、防水が必要な場合にはP-CとP-Cを取り付けた外周枠との間にもシーリング材を十分に打ち込んでください。
  ガラスブロックの漏水のほとんどはガラスブロックからではなく、枠からの漏水が原因です。
 こちらも余分なシーリング材をフィニッシング・ツールで取り除けば完了です。

 仕上げ完了後、48時間はガラスブロック壁にあらゆる負荷が掛からないように養生してください。


Stp.5 仕上げ

 シーリング仕上げが終わればいよいよ最後の仕上げです。

 シーリング仕上げ完了48時間経過後、はみ出ているシーリング材があればカミソリの刃などで取り除いていってください。

 作業中についた手垢などの汚れはガラスクリーナーや石鹸水で落としてください。
 けっして磨き粉やスチール・ウールなどは使用しないで下さい。ガラスはもとより、シーリング材を傷つけてしまいます。

 P-C周りや支持していない辺などを木材や金属製の枠や笠木で飾ることは自由にできます。


プロジェクトシート


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